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Project of Gene Protection for Children




伝子防御 アウトライン

おおまかなしくみの説明

過去の被ばくの影響が問題

 皆さんの主な問題は、CT検査などによる「過去の被ばく」によってできた(かもしれない)突然変異、そしてそのせいで生じたリスクです。子供が背負うのはそのリスクです。
 すでにできた突然変異を消せるのでしょうか?


 遺伝子にできた突然変異そのものは、消すことはできません。突然変異は子供の将来に何らかの深刻な遺伝子の問題を引き起こす可能性があります。つまりリスクですね。
 突然変異を消すことができない以上、リスクも消えないのでは?とお思いですね?

 確かに、突然変異は消えません。
 しかし、リスクは小さくすること、そして消すことができるのです。

 それを可能にするのがこのプロジェクトです。

 

招待状

 これはトライアルに皆さんをお誘いするための招待状です。このプロジェクトの根拠となる生物学的なしくみのアウトラインだけをお話します。

 ほんの挨拶ていどしかお話しません。うんざりして途中で×印をクリックして帰ってしまわないようにです。


 まずプロジェクトをスタートして頂きたいのです。
 そして気持ちの余裕ができてから、ゆっくりと時間をかけて内容を学んでいただくつもりなのです。

 それでも、一般の方が細胞や遺伝子なんかの話を聞くという意味では、少し長いかもしれません。いや、とても長いかも知れません。

 しかし、 考えてみてください。

 これまで、被ばくすると後は、それがもとでがんや病気になったり遺伝病が出たりしないように、祈るしかなかったのです。
 科学という冷たい現実を想像しながら、放射線や被ばくという言葉を聞くたびにギクリとし、子供が何となく元気がないだけで胸が締め付けられるような気がする。
 そんな生活をこれから長い将来にわたって続けなければならないと考えているでしょう。

 それが、自分の力でなんとかできるというのですから、大変なことではありませんか?
 何よりも、あなたのお子さんは、これによって人生を無傷で取り戻し、被ばくのことは一切考える必要がなくなるのです。

 そう考えると、むしろもっとたくさんのことを知りたいとさえ思われるでしょう。


 この長い話の中に散らばっている怖い単語も固い説明もあまり関心のない細胞のしくみも、みなさんの耳には心地よく響くのではないかと思います。

 すべて、あなたとお子さんのプロジェクトを成功させるために必要な真実の知識です。安心してお読みください。

 

なぜ、遺伝子を防御してリスクを消せるのか?

 皆さんの子供が受けたぐらいの被ばくの作用は、「遺伝子の突然変異ができるかも知れない」ということです。

 がんは、日常生活で突然変異が増えるためにできます。
 遺伝的影響も、日常生活の突然変異が原因です。

 私たちの細胞では、被ばくしなくても、突然変異は増え続けていて、これが私たちの将来の病気の可能性になります。私たちの細胞には日常生活による突然変異がリスクです。

 みんな、あるペースで突然変異が増えているのです。


 被ばくによる突然変異は、そこに上乗せされます。そうして将来の突然変異の合計数が増え、病気の可能性が増えるのです。
 その上乗せ分、「増えた分」が放射線の影響、リスクです。


 結局、「日常生活でできる突然変異」と「被ばくによる突然変異」の合計が将来の病気の可能性になります。 日常生活でできても、被ばくでできても同じです。

 子供は、今は突然変異は非常に少ないでしょう。そこに、これからの日常生活からの突然変異が加わり、その結果として突然変異の合計数が病気の可能性を決めます。 突然変異がいつできても、何によってできても、関係ありません。


 「これから日常生活でできる分も足されて、将来の可能性になる」というのが、被ばく影響の本質なのです。

 特に、子供の場合には、病気になるまでには長い人生がありますから、
 将来の病気の可能性を決めるのは、今回の被ばくによる分ではなく、「これからできる分」と言い切ってよいでしょう。
 被ばくの影響はこれから決まるのです。


被ばくによって突然変異ができてしまったかも知れない。そのせいで、確かに可能性は少し上がったかもしれません。
 しかし、これからの日常生活ではるかに大量の突然変異ができますので、もしその中から、少しだけ、今回増えた分だけ減らす事ができれば、結果として突然変異の合計は増えないことになります。
 被ばくしても、結果として突然変異が増えないのです。

 「被ばくによって、一時的に増えていたけれど、もとに戻した」ことになります。
 被ばくしなかったのと同じことになります。
 「過去の被ばく」の影響を消すことができたのです!

言葉の上のトリックではありません。生物学のしくみなのです。
 被ばくしても、影響が出るのを待っている必要はありません。できることがあるのです。


 このしくみを実現する方法が、
「遺伝子を防御して、これからの突然変異の増加を抑制する」
という遺伝子防御プログラムです。


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