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それはついにやってきた |
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何しろ10mSvぐらいのリスクは、有意差を検出するには数十万人以上の疫学調査が必要だとわかっていましたので、そもそも10mSvのリスクの検出などできるのかどうか、できるとしてもあと何年も先のことだろうと考えていました。。 ところがそれがついにやってきました。それも数年の間に10報以上も出現したのです。 リスクがあるということは、確かに被ばくした体の中で放射線がその方向に作用していること、そして、ある割合の人々には、その結果がいずれ現れることを意味します。これまで言われてきたような「おそらくリスクはないだろうが、もしあると仮定すると・・・」というような、言う方も聞く方ものんきな話ではないことを意味します。 慌てました なぜなら、日本で毎年CTを受ける子供達が120万人もいるのです。福島にはすでにそのような被ばくをしている子供たちが何十万人もいるのです。 被ばく影響を受けるのが誰かわからないとは言え、そしていずれ大人になればそのリスクなどわからなくなるぐらいみんながんになるとは言え、何十人、何百人かは、被ばくしなければがんにならなかったのに、被ばくしたせいでがんになり、半数がそのせいで命を落とすかも知れないということが、それほど不確かでない数字になるのです。 これが私たちが本協会を設立し、遺伝子防御プロジェクトを実施することになった理由です。
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