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伝子防御プロジェクトについて

   

プロジェクトの概要と目的

生物学的に解決する
 被ばく影響は、気持ちの持ち方では解決しません。生体内で起こることは、すべて物質科学の領域です。物質的な、つまり生物学的な実体のある解決しか本当の解決にはなりません。

 これは検査などで被ばくした子供とその親が、被ばくリスクを生物学的に消去するという本当の解決を目標として、ある期間おこなう個人プロジェクトです。

   

プロジェクトの理由

低放射線リスクが明らかになった
 これまでは、どんなに少ない被ばくでも、DNAに傷害が発生することは認められていました。しかし、それが将来の問題(がんや遺伝的影響)に結びつくかどうかがわからないため、議論が続いていたのです。

 それが、この10年間に発表された数多くの大規模疫学調査の結果によって、数mSvぐらいの被ばくや、自然放射線ぐらいの被ばくによって、子供のがんが増加することが示されました。リスクがあることが明らかになったのです。

 すでに欧米の医療では、CTなどによる子供の被ばくリスクは常識となっています。そこで、できるだけ受けない、代替的な検査手段を探す、という方向で対応しているようです。
 医療被ばくはメリットの方が大きいのは事実ですが、リスクが存在する以上不安は残ります。


解決できることがわかった

 不安は将来のがんや病気の可能性が「増加する」ことが理由です。誰でもがんや病気になる可能性はありますが、そのことを不安に思うわけではありません。その上に追加された増加分が問題の本質です。
 がんや病気の可能性を消去することは不可能ですが、増加分を消去することは可能であることがわかりました。

 被ばくによって増加したリスクを元のレベルにもどす生物学的な論理を構築することができました。そして、その論理をひとりひとりの中で実現するための具体的なプログラムが完成しました。


さらにメリットが期待できる
 このプロジェクトにおいて実施する遺伝子防御プログラムは、被ばくリスクから解放するのみならず、子供にとってさらに大きなメリットがあります。それは、栄養管理をすることで、機能の十分な発育を促進し生涯の健康の基礎を築くことができるということです。
 子供への母親からの大きな贈り物になるでしょう。



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